べじぶろぐ 〜健康への道しるべ〜

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#0006 知っておこう! ~冷え症とその対策~ 第2回

皆さんこんにちは!ベジです。


冷え症の第2回です。今回は冷え症のタイプ別に、具体的な対策方法についてまとめました。


第1回では冷え症の特徴をタイプ別にまとめておりますので、自分がどのタイプに当たるか分からない方は、ぜひコチラも読んで見て下さいね!

vegi.hatenablog.com



それでは、冷え症タイプ別に簡単におさらいしながら、見ていきましょう!

四肢末端型

原因

疲労、ストレスや過度のダイエットなどによる末端の血流の低下

対策① 食事、特にタンパク質を十分に摂る!

このタイプは、比較的食事量が少なく、エネルギーが不足しがちな方が多い傾向にあります。


まずは食事量を増やしてエネルギーを確保しましょう。特に、熱を多く発生させるタンパク質を多めに摂ることがポイントです。

対策② 身体の「中心を」温める!

ヒトは身体が冷えると身体の中心の血流を増やして内臓を守ろうとします。
その結果末端まで血流が行き渡りにくくなります。
しかし、末端が冷えるからと、手足だけを温めてもまた直ぐに冷えて しまい、根本解決になりません。

腹巻きやヒートテックなどでお腹を温めましょう。そうすることで、末端の血流は滞りにくくなります。


下半身型

原因

長期間のデスクワークや姿勢の悪さによる骨盤の歪み

対策① 下半身のストレッチを行う!

おしりや太ももは脂肪が多く冷えやすい部分です。特に脂肪細胞に老廃物がたまり大きくなると「セルライト」という硬い物質になり、これが血管を圧迫することで血流が悪くなってしまい、さらに冷えやすくなってしまうのです。


おしり周りのストレッチを行いましょう。また、「第2の心臓」ともいわれるふくらはぎのマッサージも行うと、より血流改善効果は高まります。

対策② 姿勢を正して血流改善!

姿勢が悪いままだと骨盤が歪み、さらに血流が悪くなってしまうので、日頃から正しい姿勢を意識する事も大切です。

対策③ お風呂で下半身を温める!

血流を改善するのに最も効率が良いのは下半身を温める事です。40℃前後のぬるめのお湯に15分程じっくり浸かりましょう。首まで浸かる「全身浴」でより効果的に下半身のみならず全身の血流を改善する事ができます。

⚠️お湯が熱いと汗をかき、入浴後にかえって身体を冷やすことになります!
⚠️循環器や呼吸器に不安がある方は「半身浴」のほうが安全です。

内蔵型

原因

交感神経の働きが乱れていたり、生まれつき弱い

対策① 身体を温める食材で内臓から温かく!

内臓が冷えるこのタイプは手足は温かいので、冷え症だと気付いて居ないことも。
腹痛や下痢など、お腹の不調を繰り返す方はこのタイプかもしれません。
保温効果のある生姜や根菜類、香辛料を取り入れ、内臓を温める事が大切です。
特に生姜は80~100℃で加熱すると血流促進効果のある「ショウガオール」という成分が増えるので、より効果が期待できます。

対策② 「温冷浴」で自律神経を整える!

お湯と水を交互に浴びる事で血管収縮を促し、血流改善が期待できると共に、交感神経と副交感神経を両方刺激することで、バランスを調整ことができるのです。
最初は、42℃前後のお湯に3分と、30℃位のぬるま湯を30秒~1分を数回繰り返すと良いでしょう。最後にお湯に浸かり身体を温めてから終わりましょう。
慣れてくれば、水の温度を下げても構いません。

⚠️冷え症の場合は最後は「冷水」で終わると血管が収縮した状態が続くことになり、逆効果になることがあるのでおすすめしません。

全身型

原因

食事量の不足や加齢による基礎代謝の低下

対策① バランスの良い食事で、基礎代謝の向上を

まずはしっかりと十分にバランスの取れた食事を摂ることが大切です。
特にタンパク質を積極的に摂ると効果的です。

対策② 全身を大きく動かす運動で代謝UP!

ラジオ体操のような全身を動かす運動を行うことで、血行が改善、リンパの流れが促進します。特に水泳は、上記に加え、心肺機能も向上するのでオススメです。これらの運動を続けていると、結果として基礎代謝が上がります。

まとめ


以上、タイプ別に対策をまとめました!


ただ、これらの対策はそのタイプにしか効果がないわけではありませんので、自分の体質に合わせて色々試して自分に合う対策を探してみてくださいね!

ではまた(⊡ᴗ⊡)_੭⁾⁾

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